未来と出会う「じっとみて。」絵本制作ワークショップ
みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ みらいを育む絵本「じっとみて。」制作 ©みらい育ティーチャーズ
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未来と出会う「じっとみて。」
絵本制作ワークショップ

【はじめに】
今回のワークショップは、トキタ種苗株式会社様にご協賛いただき、イタリア野菜のタネを参加者の皆様にプレゼントさせていただきました。
好きな野菜のタネを選んで、実際にご自宅にて野菜を育てます。
皆さん、「鉢植えにしよう」とか「隣のおばさんの庭にしよう」とかタネから始まるリアルな冒険を想像し、楽しんでいました。
ちょうど今種まきをすると60日後には収穫できます。食卓に自分で育てたイタリア野菜が登場するなんて、楽しみですね。
トキタ種苗株式会社


【ウォーミングアップ】
カラーブリージングと補色残像を体験しました。

【絵本制作】
タネから始まる植物の一生の物語に自己を投影し、それぞれの絵本を作成しました。

【発表】
全員が一番印象的なページを選び、発表しました。
絵本制作を行った感想やそのシーンに込めた思いなどをそれぞれが発表しました。



  • エピソード1

地味で目立たない自分が輝き始める時(小5男子)

自分には特徴などないと思い込んでいた彼は
キラキラに輝く花を咲かせ、
星の輝きを持つタネへ進化した。


始まりのタネ
じっとみて。絵本

小さくて、寂しくて、壊れやすくて、目立たない
自信のないタネです。
でも、一歩ずつ冒険の旅を進めていくことで
「いいね!自分。」の気持ちを獲得していきました。

咲かせた花はこれです。
じっとみて。絵本

希望の色、金と銀で輝いています。
彼はたくさん感想をもらいために、様々なテーブルに足を運びました。
その足取りはジャンプまじりの軽快なものでした。
こんな風に大胆な感じです。



そして、物語の終わり「未来のタネ」です。
じっとみて。絵本

始まりのタネとは違う、中に星の輝きを持つタネに変わりました。
発表タイムでも、全員の前で堂々と
「タネが変わりました。」と言いました。

2時間の絵本制作を通じて、彼は変わりました。
高揚した顔がとても印象的でした。

【アンケートの感想より】
こんなにいい絵本が書けて自分でもおどろきました。
また絵本作りをやりたいです。 発表もうまくできたのでよかったです


ブログこちら

自分は地味で特徴などない!と思い込んでいた小学5年生。


電子書籍こちら




  • エピソード2

もう誰も彼の夢中を止められない。(7歳男子)

スタートはゆっくりだったけど、
途中からイメージが溢れ出し、
夢中が止まらなくなった。


みらい育始まりは戸惑いがつきものです。
7歳の彼もそうでした。
ママが隣で付き添って、彼はタネから始まる冒険の旅に出かけましたが、なかなか自分のタネが見つかりませんでした。
何度も目を閉じて、イメージを探しに思考をめぐらせますが、どうも思い浮かびません。
ママは心配です。いろいろ助言します。
でも、この物語の主人公は彼で、自分でイメージを見つける以外、方法がないのです。
こうして見つけたタネがこれです。
人のつながりの大切さを表現しました。恐るべし7歳!

じっとみて。 絵本

一つ納得のいくイメージが決まったら、ストーリーは勇ましく進行していきます。
イメージが閃くのも瞬時の出来事になります。
そして、思いが強い分、イメージは泉のように溢れ立て止められなくなります。
これは花のシーン。
1つのシーンは15分弱で完成させていくのですが、
彼は特徴を文章で書く時間も感想を書きあう時間も取れないほど夢中になってしまいました。


力作ですね!
ママも最初の心配などなかったかのようで
きっととても誇らしかったことだと思います。

【ママからのアンケートの感想】
参加した子どもの様子を見て、書き出しはゆっくりでしたが、徐々にアイデアがあふれ出してきて、最後はもう止まらず夢中になって書き終らないくらい集中していました。
本人にとってとても充実した時間だったと思います。




  • エピソード3

誰もが積極的になってしまう旅ガラス現象

感想は、ラブレター。
みんなに書いてもらう言葉は、エールとなり、
勇気と希望、そして自信につながります。

決してほめようとは思わないでください。
この言葉は、感想を書くときの注意点です。
でも、自分も全力を出していますから、他者の絵に対しても敬意が芽生えます。
理解しようという思いが湧き出します。
それは好意となり、尊敬となって、自然と良い点を見つけ感想にします。
子供たちは、一人でも多くの嬉しいコメントが欲しくて
自分の席を後に、旅ガラスとなります。


こうして19冊の世界で一冊の絵本が誕生しました。
心のアルバムもまた、ご家族にとって大切な宝物になります。









アンケート

(19名/19名)
1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください
1 とてもたのしかった 16人 84%
2 たのしかった 3人 16%
3 ふつう 0人 0%
4 楽しくなかった 0人 0%
2. 自分自身についてじっくりと考えることはできましたか?
1 とても 13人 69%
2 少し 5人 26%
3 どちらともいえない 1人 5%
4 まったくできなかった 0人 0%
3. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
1 とても 11人 58%
2 少し 7人 37%
3 どちらともいえない 1人 5%
4 まったく感じられなかった 0人 0%
4. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
1 とても 15人 79%
2 少し 3人 16%
3 どちらともいえない 1人 5%
4 まったくならなかった 0人 0%

感想

  • 大人も考えさせられる時間でした。
    子どもの想像力や発想力に触発され、自分の気持ちや考えを探ることができ、たのしい体験でした。
    子どもの心の中をみることができた貴重なひとときで、こういう時間をこれからも作れたらいいと思います(40代ママ)

  • 大きくはっきりかけてうれしかったです。
    おもいついたことをかけて楽しかったです(8歳娘)

  • とてもたのしかたです(4歳娘)

  • おだやかな雰囲気の中、絵で心の中を表現する機会が得られ、子どもにとっても、大人にとっても良い時間だったと思います。
    特に色々なお子さんから沢山のパワーや”気づき”をもらう事が出来ました。
    今後も皆さんガンバって下さい (50代パパ)

  • こんなにいい絵本が書けて自分でもおどろきました。
    また絵本作りをやりたいです。 発表もうまくできたのでよかったです(10歳息子)

  • 自分と向き合ういい機会でした。
    自分のこともさることながら、子供たちの感受性や可能性などを感じることができて、子供たちから多大なパワーをもらいました!!(40代女性)

  • 作りはじめた時、タネから花のイメージが出来ていたのに、みんなの感想が予想外で、全くちがう花が咲きました。
    自分でも驚くほど、どのページもお気に入りの一枚になり、不思議な気持ちです。そして、その絵のように自分の気持ちもおちついてあたたかい気持になりました(40代女性)

  • え本をかいてたのしかったです(7歳男の子)

  • 参加した子どもの様子を見て、書き出しはゆっくりでしたが、徐々にアイデアがあふれ出してきて、最後はもう止まらず夢中になって書き終らないくらい集中していました。
    本人にとってとても充実した時間だったと思います(付添いのママ)

  • 自分が種だったらと考え、どんな種になりたいのか考えられてとてもたのしかったです。
    自分はこんなに考えられるのだと思いました(10歳男の子)

  • 色や形から色んな事がイメージできて、とても楽しめました。
    色々な人のイメージに触れ、子供の想像力が刺激され、成長したと思われます(付添いのパパ)

  • かき出しと書きおわりで、自分の中が変わっていく。
    さいごがいちばん良かった(ママ)

  • 大へんだったけどおもしろかった。
    絵もうまくかけたし、文もできたしよかった。
    いろんなかんそうがかいてあったから、自分もうれしかったし、たのしかったです。またいきたいです(8歳女の子)

  • みんなに感想を書いてもらうにつれ、自信がわいてくるのか、段々とリラックスして絵本の世界に没頭していた様子でした。
    他の子の感想を書くということが、また心のドアを開き、文字にすることで自分の気持ちを再確認するという体験ができ、とてもおもしろかったです(付添いのママ)

  • またやりたい(6歳女の子)

  • (付添いのママより) ぬり絵同様、2時間半子供が真剣に取り組んでいて驚きました。家ではなかなか出来ないのでとても良い機会でした。 想像の世界は心を豊かにしてくれるのがよくわかりました。

  • おうちでも本を作ってみたい(8歳女の子)

  • 自分は元々どういう思考なのか、どういった道に進むのか・・・
    自分を再発見できるとっても貴重な体験でした。
    私はまだ子供はいませんが、未来の自分の子どもはもちろん、友人にもすすめたい貴重なワークショップです。 老若男女、国籍問わず広げていただきたいと思います(女性)

  • たのしかったです(7歳女の子)
    (付添いのパパより)子供の思いがけない一面を見ることができて、とても良い思い出になりました。

  • おもしろかったです(5歳男の子)
    ・子どもにとってとってもいい刺激になったと思いました(付添いのママ)

開催情報

  • 日時: 2017.5.6(sat.) 14:00-16:30
  • 場所: GEOC(国連大学)
  • 参加者:19名(大人7/子供12)
  • 付き添いの大人:7名
  • 講師:江角実恵、八木知美、山本康代
  • 言語:日本語
  • 協賛:トキタ種苗株式会社

内容

ワークショップ体験:自分の内面を全力でじっとみて、イマジネーションを最大限に稼働させ、自分について考えた絵本を作成する。
一番気に入ったシーン(全シーンもあり)を理由もつけてみんなの前で発表する。
一番嬉しいと感じた他者からの感想も発表し共有する。



目標

思考
過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考える。
表現
思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにする。
自己肯定
自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。
浄化
これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
意欲
体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する。
多様性
他者の思考のカタチに触れることで、多様な価値観を共有する。
自他尊重
自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。 達成感作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
達成感
show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表する。