【みらい育レポート】「東南アジア青年の船」ワークショップ
日時 : 2013.12下旬(下船後)
会場 : 国立オリンピック記念青少年総合センター
講師 : ユースリーダー
人数 : 38名(日本参加青年)
目標
過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考えることができる。思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにすることができる。
自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。
これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する
他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。
自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。
作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
内容
●絵本のストーリーの説明と作成方法の説明●たね、はっけん!のページ、作成開始
(1. もしも、自分が種だとしたら、どんな種でしょう。心の中をじっとみて、絵をかいてみましょう)
(2. 絵が描けたら、右の上のページに特徴を文章で書いてみましょう)
(3. お互いに絵本を交換して、感想を書いてもらいましょう)
●たねと同じように、次のページを作成!
(1. 芽;種から芽がでます。あなたの芽はどんな芽になると思いますか?)
(2. 栄養:芽が育つためには太陽や水や土など栄養が必要です、あなたが成長するためには何が一番必要ですか?)
(3. 花:いよいよ花が咲きました。最高の時がやってきました。あなたにとっての最高に幸せな状態をイメージしてみましょう。)
(4. 新しい種:花はやがて枯れてしまいます。でも、新しい種や実をつけます。あなたは今度、どんな種になりたいですか?)
●全ページができた人から、作者プロフィールを記入
●作者のあとがきでは、絵本を作った感想を記入
感想&反省
下船後、振り返り活動の際に日本参加青年38名での実施。
活動を通じて、「自分を見つめ直す良い機会になった」など感嘆の声を聞く事ができた。
●乗船前、乗船後に行ったワークショップより、22歳女性の事例(pdf)を作成しました。
この事業を通じて変化した心の風景をご覧いただけます。
絵本ケーススタディ(誰の真似でもない自分への決意)(258k)
様子
アンケート
(回収率:87%/38人中33人回収)1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください。
1.とてもたのしかった | 15 | 45.5% |
2.たのしかった | 13 | 39.5% |
3.ふつう | 5 | 15% |
4.楽しくなかった | 0 | 0% |
2. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
1.とても感じた | 5 | 15% |
2.少し感じた | 14 | 42.5% |
3.どちらともいえない | 14 |
42.5% |
4.まったく感じられなかった | 0 | 0% |
3. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
1.十分なった | 13 | 39.5% |
2.ほぼなった | 13 | 39.5% |
3.どちらともいえない | 5 |
15% |
4.ならなかった | 2 | 6% |
3. その他、どのようなことでも感じたことを自由にお書きください。
・自分の変わらない部分、ゆずれない部分がわかった。 |