(仙台ブランチ・梅鉢屋)「じっとみて。」ワークショップ
日時 : 2014.9.20 13:30〜15:30
会場 : 梅鉢屋(仙台市宮城野区)
講師 : 三原良夫
人数 : 2名(大人2名)
目標:
過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考えることができる。思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにすることができる。
自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。
これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する
他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。
自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。
作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表することができる。
内容&感想
●絵本のストーリーの説明と作成方法の説明
●ウォーミングアップ
補色残像を体験する。
(ワークブックの表紙に描かれた青色のモチーフを20秒間じっとみて、裏表紙の白い面に目をうつし、残像効果を楽しむ)
●たね、はっけん!のページ、作成開始
自分自身を植物に見立てて、「どんなタネ?」を自分自身に問いかけていきます。
※自分のことがなかなか見えてこないため、手が動き始めるまでに少し時間がかかりました。
●同様に芽、栄養、花、新しいタネのページを描き進める。
(1. 芽;種から芽がでます。
あなたの芽はどんな芽になると思いますか?)
(2. 栄養:芽が育つためには太陽や水や土など栄養が必要です。
あなたが成長するためには何が一番必要ですか?)
(3. 花:いよいよ花が咲きました。最高の時がやってきました。
あなたにとっての最高に幸せな状態をイメージしてみましょう。)
(4. 新しい種:花はやがて枯れてしまいます。
でも、新しい種や実をつけます。あなたは今度、どんな種になりたいですか?)
※一人の女性は「成長に必要な栄養」のあたりからギヤがあがり、みらい育特有の「色ペン独り占め」モードに突入。「咲かせる花」のページでは細かい絵を描いているのに笑顔満面。やらされ感がないため、面倒な絵柄なのに楽しくて楽しくて仕方がない感じが伺えます。
※一人の女性からは「むかしむかしは引っ込み思案だったかも。でもいろんな人に出会って今は毎日が楽しい。私がこれまでに出会った人たちに私は育てられたんだということを改めて実感した」とコメントがあります。
自分自身をじっとみつめる素敵な時間になりました。
事例
1.もしも自分をタネにたとえたら?
自分の性格や個性など本質をじっとみて描いてみましょう。
2.どんな芽がでますか?
タネという自分だけの世界から新しい世界へ出て行く芽を想像してみましょう。
3.大きく育つためになくてはならないな栄養は何ですか?
これがあれば、頑張れるというものを想像してみましょう。
4
.どんな花を咲かせますか?
5.未来へつなぎたいタネを想像してみましょう。
アンケート
(2人回収)1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください。
1.とてもたのしかった | 1 | 50% |
2.たのしかった | 1 | 50% |
3.ふつう | 0 | 0% |
4.楽しくなかった | 0 | 0% |
2. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
1.とても感じた | 1 | 50% |
2.少し感じた | 0 | 0% |
3.どちらともいえない | 1 |
50% |
4.まったく感じられなかった | 0 | 0% |
3. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
1.十分なった | 1 | 50% |
2.ほぼなった | 1 | 50% |
3.どちらともいえない | 0 |
0% |
4.ならなかった | 0 | 0% |
3. その他、どのようなことでも感じたことを自由にお書きください。
・自分より、他の人の絵の変化や内面がよく分かった。 ・自分の転機となるきっかけを思い起こすことができて良かった。 |