【みらい育レポート】ワークショップ(仙台ブランチ・梅鉢屋)
 実施日 : 2014.12.20
実施日 : 2014.12.20
   時間 : 10:30〜12:00
   会場 : 仙台ブランチ・梅鉢屋
   講師 : 三原良夫
   人数 : 5名(大人1名,高校生4名)
   (高校生4名は2回目のワークショップ)
   ※1回目のワークショップレポートはこちらから!
   
   
    
 目標
1年前に絵本制作を行った女子高校生4名。
   1年間で彼女たちにどのような変化・成長があったのか、その内面の違いから、自己確認、自己発見をしよう。
     (全ワークショップ共通)
      過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考えることができる。
過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考えることができる。
      思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにすることができる。
思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにすることができる。 
      自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。
自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。 
      これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
      体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する
体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する
      他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。
他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。 
      自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。
自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。 
      作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
      show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表することができる。
show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表することができる。
     
   
     
   
内容
●絵本作成の手順とストーリーの説明。
ウォーミングアップ 補色残像を楽しむ。
 

  
       ●絵本づくり開始
  





  ●タネ、はっけん!のページ 
       自分自身を植物に見立てて、「どんなタネ?」を自分自身に問いかけていきます。
   高校生4人は昨年も経験しているため、少し考えるとすぐにタネの絵を描き始めました。
高校生4人は昨年も経験しているため、少し考えるとすぐにタネの絵を描き始めました。
みらい育初体験の女性も他の参加者に引っ張られるように自分タネを描いていきます。

       
       ●同様に芽、栄養、花、新しいタネのページを描き進める。
       (高校生4人組は「あ〜、そうだった。この『栄養』のところで悩んだんだ〜」とか「幸せの青い鳥を飛ばしたい」とか楽しそうです。
       

       
       ●全ページができたら一人ずつ絵本を紹介。
       
参加者の一人は、「絵が下手すぎる。でもこんなに熱中して絵を描いたのは久しぶり。下手だけど楽しいね」と笑顔で話していました。
二回目の参加となった女子高生は一年間の自分自身の成長を、初参加の女性は自分自身の人生をじっとみつめる素敵な時間になりました。
       


       
   
       
   
事例①ゆうかさん
ゆっくりした時の流れを感じさせつつ温かな空気感が表現されている絵本である。東日本大震災で辛い経験をしたにも関わらず気丈に振舞う彼女の笑顔は、安穏と暮らす私たちに「生きるとは何か」という難問を提起しているようです。
●1回目と2回目の全ページを公開しています。pdfをダウンロードしてご覧ください。
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   ●ダイジェスト
  2回目(芽のシーン)
  
   自分のコメント
・実は成長しているけど、みんなから見えているのはちょっとだけ。
 ・くねくね。
 
 他者からのコメント
 ・10年後すごいリーダーになってそう。by ひじり
 
 ・みんなに見えない成長。かっこいい。by なな
 ・かくれて成長や→ゆうかってかんじ by ほのか
 ・みえないところで努力しているかんじ by かな 
事例②かなさん
今回(2回目)の絵本は、病気で入院し、その時に感じ考えたことを表現したものだという。角がない優しい絵は彼女の本質的な性格であると思われる。また、花のシーンで顕著に示される「芯の強さ」は、人を惹きつける魅力の源泉となっているのではないだろうか。一年前と比べて、とても成長を感じさせる作品となった。
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   ●ダイジェスト
   2回目(芽のシーン)
    
 
   自分のコメント
・芽がたくさん
   ・どれかに選ばなきゃいけない。
   ・でもどの芽も育てたい
   ・なやんでいる
   ・まわりのたねの芽は、どんどん育っている。(他者との比較による自己評価)   
  
  他者からのコメント
   ・かっとうしてる感。by ゆうか 
   ・まよいながらも成長。by ひじり
   ・なやんでるの伝わる by なな
   ・考えているのがかな。 by ほのか
アンケート
(5人中5人回収・回収率100%)1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください。
| 1.とてもたのしかった | 4 | 80% | 
| 2.たのしかった | 1 | 20% | 
| 3.ふつう | 0 | 0% | 
| 4.楽しくなかった | 0 | 0% | 
       2. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
     | 1.とても感じた | 3 | 60% | 
| 2.少し感じた | 1 | 20% | 
| 3.どちらともいえない | 1 | 20% | 
| 4.まったく感じられなかった | 0 | 0% | 
       3. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
     | 1.十分なった | 5 | 100% | 
| 2.ほぼなった | 0 | 0% | 
| 3.どちらともいえない | 0 | 0% | 
| 4.ならなかった | 0 | 0% | 
       3. その他、どのようなことでも感じたことを自由にお書きください。
     | ・高校生のみなさんと一緒に制作できてとても新鮮な気持ちでとり組むことができました。 また、これを作ることにより自分の思い、方向性がより明確になりました。  楽しい時間をありがとうございました。(50歳代 女性) ・最初(一回目)に描いた絵本と絵がかなり違っていてビックリしました。(高校生 女性) ・1年生の時に描いた絵と全く違っていて面白かったです。 | 

