【みらい育レポート】ワークショップ in Oahu, Hawaii(プールサイド編)
実施日 : 2015.1.13
時間 : 14:00~16:00(現地時間)
会場 : Royal Kuhio
2240 Kuhio Avenue ,Honolulu, Hawaii 96815
講師 : 江角実恵
人数 : 3名
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目標
ハワイのホテル、プールサイドにて太陽光と風を感じながらのワークショップ。
・忙しい日常から離れて、自己の内面をゆっくり流れる時間の中で、深くじっとみつめることができる。
・同世代の女性同士で交流することで、一人じゃない!という想いを共有することができる。
・これまでの人生を振返るとともに、未来への意欲を確認し合う。
(全ワークショップ共通)
過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考えることができる。
思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにすることができる。
自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。
これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する
他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。
自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。
作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表することができる。
内容
●ウォーミングアップ
補色残像を体験する。
(ワークブックの表紙に描かれた青色のモチーフを20秒間じっとみて、裏表紙の白い面に目をうつし、残像効果を体験。残像については、ゲーテのエピソードを交えて紹介。)
●たね、はっけん!のページ、作成開始
(1. もしも、自分が種だとしたら、どんな種でしょう。
心の中をじっとみて、絵をかいてみましょう)
(2. 絵が描けたら、右の上のページに特徴を文章で書いてみましょう)
(3. お互いに絵本を交換して、感想を書いてもらいましょう)
●たねと同じように、次のページを作成!
(1. 芽;種から芽がでます。あなたの芽はどんな芽になると思いますか?)
(2. 栄養:芽が育つためには太陽や水や土など栄養が必要です、あなたが成長するために必要なものは何ですか?)
(3. 花:いよいよ花が咲きました。最高の時がやってきました。あなたにとっての一番幸せな状態をイメージしてみましょう。)
(4. 新しい種:やがて花は新しい種や実をつけます。未来へつないでいきたいあなたの種をイメージしてみましょう。)
●全ページができた人から、作者プロフィール等を記入して完成させる。
●SHOW & TELL:全員の前で自分の絵本を発表する。
事例①
日本を離れ、ハワイでしっかりと生きている女性2人と八木で受講。
江角ティーチャーがファシリテーションをつとめ、
3冊の新しい絵本「じっとみて。」が誕生しました。
●erikoさんの絵本(57才)
【背景】
ホノルルで、ウエイトレスという仕事でずっとがんばってきたが、
新しい、もっと自分らしい仕事を模索中だという彼女。
人生の過渡期でのワークショップとなりました。
【解説】
最初のタネでは、固い殻を破って飛び出したいという情熱が、今はまだ殻の中にいるけれど、しっかりと内面に存在しているというイメージが描かれました。飛び出したくてもまだ実現できていない自分を客観的に確認しました。
こうして、芽を出し、さまざまな楽しい栄養を吸収しながら、花のシーンへ。ここでは、思い切りやりたいことをやろう!というメッセージが自分へのエールとして描かれました。頑固で臆病な自分をブルーの花で描き、それを後ろに追いやるように咲いたオレンジの花が、彼女の今後のパワーとなっています。
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電子書籍(erikoさん)
事例②
●rikaさんの絵本(49才)栄養のシーンでは、これしかない!と速攻で息子のイメージを描きました。
無償の愛にあふれた素敵な作品となりました。
事例③
●八木の4回目
4回目の絵本制作。
【解説】
2013年、みらい育をはじめたばかりの頃、描いた未来のタネのイメージ(上)と、2015年に描いた今のタネのイメージ(下)が同じようなアメーバのような形態だったのが印象的である。無意識で描いているが、未来を手に入れたという確信につながり、そこに成長の足跡を見たような気がする。
感慨深い作品となった。
電子書籍(八木知美)2015年1月13日バージョン
電子書籍(八木知美)2013年10月23日 バージョン
アンケート
(3人回収)1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください。
1.とてもたのしかった | 3 | 100% |
2.たのしかった | 0 | 0% |
3.ふつう | 0 | 0% |
4.楽しくなかった | 0 | 0% |
2. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
1.とても感じた | 3 | 100% |
2.少し感じた | 0 | 0% |
3.どちらともいえない | 0 |
0% |
4.まったく感じられなかった | 0 | 0% |
3. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
1.十分なった | 3 | 100% |
2.ほぼなった | 0 | 0% |
3.どちらともいえない | 0 |
0% |
4.ならなかった | 0 | 0% |
3. その他、どのようなことでも感じたことを自由にお書きください。
・4回目の挑戦!自分についてじっとみるという行為&やり方のコツをマスターしました。(笑) |