【みらい育レポート】湘南学園小学校スペシャルプログラム「じっとみて。」
 実施日 : 2015.6.25(木)
実施日 : 2015.6.25(木)
   時間 : 14:50-16:20(90分)
   会場 : 湘南学園小学校アフタースクール
   講師 : 江角実恵 、八木知美
   人数 : 7名(1年生、3年生)
      
   
 
 目標
 イマジネーションを最大限に稼働させて、
イマジネーションを最大限に稼働させて、
     自分の内面を表現する絵本を作成する。
   
   (全ワークショップ共通)
    過去、現在、未来と時を超え、心の中深くに思いを巡らせ、
過去、現在、未来と時を超え、心の中深くに思いを巡らせ、
   自分についてじっくり考える。
    思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにする。
思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにする。 
    自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、
自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、
   かけがえのない自分の存在意義を見出す。 
    これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
    体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する。
体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する。
    他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。
他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。 
    自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。
自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。 
    作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
    show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表する。
show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表する。
   
   
     
   
内容
 ●ウォーミングアップ
●ウォーミングアップ
      

     背筋をしっかり伸ばして、大きく深呼吸をする。
     目を閉じて、心を穏やかに整える。
  
  ●たね、はっけん!のページ、作成開始
       1. もしも、自分が種だとしたら、どんな種でしょう。
       目を閉じて、心の中をじっとみて、イメージを探しに出かけましょう。
       見つかった人は、絵を描いてみましょう。
       2. 絵が描けたら、右の上のページに特徴を文章で書いてみましょう。
       




 
 
       
       3. お互いに絵本を交換して、感想を書きあいましょう。
       
       
        ●たねと同じように、次のページを作成!
●たねと同じように、次のページを作成!
       1. 芽;種から芽がでます。
       あなたの芽はどんな芽になると思いますか?
       2. 栄養:芽が育つためには太陽や水や土など
       栄養が必要です。
あなたが成長するために必要なものは何ですか?
       大好きなものを考えましょう。
       3. 花:いよいよ花が咲きました。
       一番嬉しくて幸せな状態を花にしてみましょう。
       4. 新しい種:花から新しい種が生まれてきました。
       あなたの新しい種はどんなイメージですか?
       
       ●発表タイム
        一番好きなページを選んで発表です。
一番好きなページを選んで発表です。
       一人でできる子、
       ティーチャーのサポートがあればできる子など
       希望者(全員)が自慢のページを発表します。
       
       
       
       
     
事例①目を閉じて。
かつてないほど心の中をじっとみて!
   
   目を閉じて、かつてないほど心の中をじっとみて、自分自身にアクセス!
   みんな一生懸命考えています。
   それぞれが自分の一番考えやすいポーズをとっています。みんな違っていいですね。
   




  
  
  
  
事例②フロー状態。
 絵本を縦横斜めに。
絵本を縦横斜めに。
   
   
   
   夢中になると、まわりの声やまわりの状況など関係なく、自分自身の世界に没入します。
   まさにフロー状態。
   小学1年生(女子)も、絵本を縦横斜めと回転させて、夢中でお花をはなびらを塗っていました。
    大好きなブルーで。
大好きなブルーで。
 
   
   
 
   こちらも小学1年生(女子)
    椅子になんて座ってられない!
椅子になんて座ってられない!
   
   夢中の状態に突入すると、
   椅子から立ち上がって
   絵にのめりこんでいきます。
   まず、姿勢を正し、目を閉じ思考して
   イメージをつかんだらパッと立ち上がって。
   希望の色鉛筆を握りしめ
   無言で絵に集中できました。
   
   
   
   



 
   
   
   
   
   
   
   
   
 
事例③感想が嬉しい。
 お友達からの感想に
お友達からの感想に
 つい微笑んでしまう1年男子。
   
   誰の真似でもない自分自身を
   芽にみたてて、
   振り絞ってイメージした絵を描いたシーンに
   友達から感想が届きました。
   スペースいっぱいにぎっしり書き込まれた感想は
   なんとも嬉しい肯定メッセージです。
   思わず身を乗り出して、真剣に読んでしまいますね。
   
   


 
   
 
アンケート
(7人回収)1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください。
| 1.とてもたのしかった | 6 | 86% | 
| 2.たのしかった | 1 | 14% | 
| 3.ふつう | 0 | 0% | 
| 4.楽しくなかった | 0 | 0% | 
       2. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
     | 1.とても感じた | 2 | 29% | 
| 2.少し感じた | 3 | 43% | 
| 3.どちらともいえない | 0 | 0% | 
| 4.まったく感じられなかった | 1 | 14% | 
       3. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
     | 1.十分なった | 5 | 71% | 
| 2.ほぼなった | 1 | 14% | 
| 3.どちらともいえない | 0 | 0% | 
| 4.ならなかった | 1 | 14% | 
       3. その他、どのようなことでも感じたことを自由にお書きください。
     | ・おともだちのにじいろのたねがきれいだった。(1年生女児) | 



