「じっとみて。」親子de絵本制作ワークショップ in 国連大学
日時 : 2016.4.2(土)
13:30~16:00
会場 : 地球環境パートナーシッププラザ(国連大学1F)
講師 : 江角実恵、
サポート:桑田のり子、八木知美
人数 : 15名(大人7名、子ども8名)
*アンケート回収:14/15名
目標:
自分の内面を全力でじっとみて、イマジネーションを最大限に稼働させ、
自分について考えた絵本を作成する。
(全ワークショップ共通)
過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考えることができる。
思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにすることができる。
自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。
これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する
他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。
自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。
作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。
show and tellでは、即興で、自分なりに工夫して発表することができる。
内容
●ウォーミングアップ
補色残像を体験する。
(ワークブックの表紙に描かれた青色のモチーフ(ムッシュ ミエール カルダモン)を20秒間じっとみて、裏表紙の白い面に目をうつし、残像効果を体験。不思議な体験を楽しみました。
●たね、はっけん!のページ、作成開始
(1. もしも、自分が種だとしたら、どんな種でしょう。
心の中をじっとみて、絵をかいてみましょう)
(2. 絵が描けたら、右の上のページに特徴を文章で書いてみましょう)
(3. お互いに絵本を交換して、感想を書いてもらいましょう)
目を閉じて、みんな真剣に自分の内面をみつめています。
●たねと同じように、次のページを作成!
(1. 芽;種から芽がでます。あなたの芽はどんな芽になると思いますか?)
(2. 栄養:芽が育つためには太陽や水や土など栄養が必要です、あなたが成長するために必要なものは何ですか?)
(3. 花:いよいよ花が咲きました。最高の時がやってきました。あなたにとっての一番幸せな状態をイメージしてみましょう。)
(4. 新しい種:やがて花は新しい種や実をつけます。未来へつないでいきたいあなたの種をイメージしてみましょう。)
●全ページができた人から、作者プロフィール等を記入して完成させる。
●発表タイム(Show & Tell)
好きなページを1ページ選び、全員が発表しました。
神の手4連発。フロー状態の子どもたち。
色鉛筆を両手で操作。もう何も聞こえないほど、夢中になりました。
ランチを逃してしまったお腹がペコペコの女の子(小学6年生/左)でしたが、空腹を完全に忘れ、夢中で絵を描きました。(途中で、ファーマーズマーケットで仕入れたスティックセニョールをかじりましたが.w)
想像するっていいな。と感想を書いてくれた小学3年生の男子。僕は暴走すると豪語した小学2年生の男子。
みんな色鉛筆を両手で握りしめ、フロー状態を体験しました。
アンケート
(14人回収/15人)1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください。
1.とてもたのしかった | 10 | 62% |
2.たのしかった | 2 | 8% |
3.ふつう | 2 | 22% |
4.楽しくなかった | 0 | 0% |
未回答 | 0 | 8% |
2. 自分自身についてじっくりと考えることはできましたか?
1.とても | 8 | 31% |
2.少し | 5 | 23% |
3.どちらともいえない | 1 |
31% |
4.まったくできなかった | 0 | 0% |
3. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
1.とても | 3 | 15% |
2.少し | 9 | 54% |
3.どちらともいえない | 0 |
15% |
4.まったく感じられなかった | 2 | 8% |
4. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
1.とても | 7 | 46% |
2.少し | 5 | 31% |
3.どちらともいえない | 1 |
8% |
4.ならなかった | 1 | 0% |
3. その他、どのようなことでも感じたことを自由にお書きください。
・とても楽しく参加させていただきました。今度は自分だけでゆっくりやってみたいです。 ・周りのペースと息を合わせる事に集中して、自分自身に向き合うところは直感で決断しました。(30代ママ) ・めずらしい体験ができました(50代パパ) ・その時の気分で色々な絵本ができ、以前ともっと前と今では、違うものができあがる。内省のきっかけにもなりおもしろい。 ・今日はありがとうございました。自分と向き合うことの大切さを改めて実感しました。少しずつ時間を作り、また家族ともいろいろ話そうと思います。(ママ) ・最初の頃は頭で考えて描いていたのがだんだんと感情や気持ちで描くようになった。 |