ロジカルアート、ゴッホの巻

今日はロジカルアートの日。
『論理的美術鑑賞』実践セミナーの日でした。
テーマはゴッホ。
ゴッホはあまりに有名ですが
ロジカルアートでは
さまざまな角度からゴッホを見ていきますので
作品も時代も人となりも実にクリアに浮き上がってきます。

直近では、原田マハさんの「リボルバー」読んで
ゴッホについては思いを巡らせる時を持っていました。

その人に密着していくと
生まれながらに持ち合わせた気質とか本質が
成長の中で周りとどんな関係を作り織り成すのか、
不器用ゆえに自分自身の収拾がつかず、
人間関係をダメにしてしまう。。。そんな生き様が見えてきて
一番苦しんだだろうコントロール不能な感情にさえ
愛おしい思いが湧いてきました。

好きな作品を選ぶという時間もあるのですが
私は自画像
『坊主としての自画像」と
「包帯をしてパイプをくわえた自画像」
を数ある有名な素晴らしい作品もある中で選んでみました。

日本に憧れたとはいえ、なぜ僧侶の自分を描く?w
片耳切って惨めなのに、なぜあえてそんな自分を描く?w
ここに強烈な惹かれたのです。

その時の感情は抑えなくていいのだ!
そんな教訓を得たような気がします。

ゴッホの言葉に
「あなたのインスピレーションやイマジネーションを抑えてはならない。模範の奴隷になるな。」
というのがありますが
2つの自画像とこの言葉は重なった感じです。

そんなセミナーの最後には
今日は、あなたはどんな花を咲かせたいですか?
というのがあって
こんな花を描いてみました。

コントロールしない花(ゴッホのセミナーにて)

ぐるぐる渦巻きは自由な感情。
どんどん大きく開いていくイメージです。

そして、こういう生き方、こういう表現をしていくとすがすがしいなあと思ったのです。

そしてそそのために必要な栄養はなんですか?の質問の答えは
好きなことをどんどん見つけたり生み出してたりして
止まらないことだと考えました。

ちなみに10日くらい前に
「じっとみて。」をzoomでやりましたが
その時描いた花はこちら。w

笑ってもらえる花(じっとみて。花のシーン)

どこに何がくるかわからない福笑いの花でした。
全然違うように見えるのですが
予想のつかないことが好きである点は共通しています。w

今日はゴッホの部屋にまで上がって
一緒に笑ったり、泣いたり、喧嘩したり、ランチしたりしたような
そんなセミナーでした。

今、レジュメのタイトルをみていたのですが、
星月夜って夜空に咲かせた花なんだ!

 

 

 

 

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