みらい育ってなに?
みらい育とは、「かけがえのない自分」を感じることで、「今を頑張りたくなる気持ち」を育む教育的手法です。
誰の真似でもない自分にとっての幸せな未来を想定し、
そのために今何をすればいいかを考え、
考えたことを実行していく力(=みらい力)の育成を目指しています。
みらい育では、このキーワードを3本柱に、
誰もがみんな「ユニークな自分の存在価値」を認識し、
自立した個が交流できる社会をめざして、特別なワークショップを開催しています。
絵本「じっとみて。」について
絵のない絵本「じっとみて。」が教材です。
植物の一生を5つのシーンにわけたストーリー構成で、各シーンに自己を投影しながら、イメージを描いていきます。
内面をじっとみつめた自分を描く絵本制作は、誰も置き去りにしない、誰もが絵本作家になれる体験型学習です。
3つのキーワードを支える3つの「知る」
①自分を「知る」(=自己肯定)
全力で自分をみつめ、絵と文章で自分を表現します。
過去・現在・未来へ思考を巡らせ内観することで、哲学的命題でもある「Who are you? 」の答えに近づき、未来の自分に思いをめぐらせます。
自分を知り、自分軸をみつけるきっかけを作ります。
②他者を「知る」(=他者肯定)
シーンごとに絵本を交換し、感想を書き合います。
他者の内面をじっとみつめることで、自分とは違う考え方や価値観を知るきっかけとなります。
同時に、自分の内面もみてもらうことで、お互いの今まで目に見えなかった部分を知ることができ、より深い理解へとつながります。
③多様性を「知る」(=ダイバーシティ)
完成した作品を発表します。
同じストーリーなのに、自分とはまるで違う絵への思いを聞くことで、多様な思考、多様な経験、多様な夢や理想を知ることができます。
視野や世界観を広げることができます。
また、発表を通じて、人の前で話す自信につながります。
絵本という手法を用いる理由
①絵を描くこと
自分が無意識に設定していた「枠」や「制限」を外し、自らの内にあるイメージを引き出す手法です。
言葉にならない想いや未来の姿など、潜在能力へとアクセスする突破口になります。
②ストーリーを編むということ
過去から未来へ時間軸に沿って、自分に思いを巡らせることで、全方位的に自分を見つめ、自分を知る手がかりとなります。
③植物にたとえるということ
植物は誰にとっても身近にイメージできるものであり、人それぞれ固有の体験が詰まっています。深い内省を促し、豊かなイメージを引き出す触媒としての役割を担います。
誰もがみんな「ユニークな自分の存在価値」を認識し、
自立した個が交流できる持続発展的社会を目指します。
八木知美(やぎさとみ) みらい育ティーチャーズ(株式会社あおむし)代表
広島大学 学校教育学部卒業。3年間公立小学校の教員を経験後、1990年、広告制作会社として、株式会社あおむしを設立。
現在、全国に広がるみらい育ティーチャーズの代表として、ワークショップの開催とティーチャー育成を行っています。
著書に絵本「ゴックンゴクリコ」太田出版
株式会社あおむしオフィシャルサイト(☆)
株式会社あおむし みらい育事業部(Mirai-iku Teachers)は、2013年10月より横浜にてスタート。現在、全国でみらい育ティーチャーが活躍中。
誰もがみんな、良いところも悪いところも全部ひっくるめて、『いいね!自分。』の気持ちを見つけ、自己肯定できる世の中にしていきたい!
誰かと比較して落ち込んだり、くじけたりするのではなく、かけがえのない自分の存在意義を確信し、純度の高い自分の人生を歩んでいってほしい。
そんな思いから、「みらい育」は誕生しました。
子どもたちはもちろん、今の自分、そして未来の自分を確認・発見したい大人たち、世代や性別、人種や国籍、言語の違いなど飛び越えて多様な文化圏の多様な価値観を共有したいすべての人たちが一人一人自立して、持続発展する未来を創っていけるよう、みらい育は、少しでも貢献できたらいいな!と考えています。
「いいね!自分」と気づくことで、今をがんばりたくなる自分に出会う。
それは、誰かのためにがんばりたくなる自分にも出会うことになるのではないでしょうか。
みらい育ティーチャーズ 代表 八木知美(やぎさとみ)
活動シーン
様々なフィールドで活動しています。
内容&レポート、実績等の詳細ページもご覧いただけます。
教育(小・中・高・大・特別支援・各種専門学校・教職員/企業研修、他)
交流(地域・世代間交流、国際交流、サークル、異業種、CSR、チャリティー、他)
子育て(親子、ママ・パパ)・キャリア支援
参加者の声(子ども)
実績