自分で見つけた夢に向かって、今日からがんばりたくなるプログラムです。

内閣府 青年国際交流事業(東南アジア青年の船)ワークショップ

【みらい育レポート】「東南アジア青年の船」ワークショップ

内閣府 青年国際交流事業

日時 : 2013.10.23 11:10~12:50
会場 : 国立オリンピック記念青少年総合センター
講師 : 八木知美
人数 : 5名(青年の船に乗る日本人教育担当者)
※大学生&社会人
内閣府 青年交流事業に関する詳細はこちら
乗船後のワークショップ(実績紹介)はこちら



目標

【目的】
ASEAN諸国を巡る親善大使として、船で52日間をともにすごす10カ国の青年たちに向けて、みらい育【じっとみて。】のワークショップを開催し、国際交流を図るとともに、より良いコミュニケーションとより深い人間関係の形成を目指す。
※各国の教育担当者50名程度を対象に、船内活動にてワークショップを開催するにあたり、日本人の教育担当者がワークショップを開催できるように、今回トライアルとしてのワークショップを行った。

思考過去、現在、未来と時空を超え、自分の心の中深くに思いを巡らせ、自分についてじっくり考えることができる。
表現思考のプロセスや結果を絵と文章で、カタチにすることができる。
自己肯定自分の個性や魅力を確認したり、発見することで、しっかりと自己肯定感を持ち、かけがえのない自分の存在意義を見出す。
浄化これまで抱えていた自分に対するマイナスイメージを払拭・浄化し、デフォルト値に戻す。
意欲体の中から未来に向かう力(目標や夢、希望)がわき出すことを実感する
浄化他者の思考のカタチにも触れることで、多様な価値観を共有する。
自他尊重自分の良い面、他者の良い面を共有し、お互いに認め合う。
達成感作成した絵本は自分の著書となり、自信の証となる。

内閣府 みらい育


内容

みらい育●絵本のストーリーの説明と作成方法の説明
●ウォーミングアップ 集中力リラックス
 補色残像を楽しむ。
(ワークブックの表紙に描かれた黄緑色のモチーフを20~30秒間じっとみて、
 裏表紙の白い面に目をうつし残像効果を楽しむ)

●たね、はっけん!のページ、作成開始 思考力判断力表現力想像力アートセラピー創造力
みらい育(1. もしも、自分が種だとしたら、どんな種でしょう。心の中をじっとみて、絵をかいてみましょう)
(2. 絵が描けたら、右の上のページに特徴を文章で書いてみましょう)
(3. お互いに絵本を交換して、感想を書いてもらいましょう)コミュニケーション力

●たねと同じように、次のページを作成!
(1. 芽;種から芽がでます。あなたの芽はどんな芽になると思いますか?)
(2. 栄養:芽が育つためには太陽や水や土など栄養が必要です、あなたが成長するためには何が一番必要ですか?)
(3. 花:いよいよ花が咲きました。最高の時がやってきました。あなたにとっての最高は何でしょうか?)
(4. 新しい種:花はやがて枯れてしまいます。でも、新しい種や実をつけます。あなたは今度、どんな種になりたいですか?)
●SHOW & TELL:全員の前で自分の絵本を発表し、多様性の素晴らしさを共有する 自他尊重


感想&反省

●大学生は初めての試みだったが、とても真剣に、そして楽しんで取り組むことができ、シーンを追うごとに明るい表情に変化していく様子を実感できた。
ゲーテのエピソード(※解説はこちら)や右脳の魅力などの話でメモをとるなど、前向きな姿勢が印象的だった。
●誰のまねでもない、本来の自分と向き合い、そこからイメージをつかみ、アウトプットすることを心から楽しめた。
●自分に必要な栄養を描くシーンで、あえてでこぼこ道を描くことで、困難な状況を自分に課すという選択をした社会人女性(23歳)のモチベーションの高さに感銘を受けた。
●作品紹介(上)で取り上げた女大生の最後のタネは、瓶の中のタネが漂流するイメージであるが、タネはどこにかに流れついて芽を出すもよし、魚に食べられるもよし、また海に沈むもよし、という自然の流れに身をゆだねる達観した心の風景が、とても印象的だった。
●理系の男子大学生の思考の論理が明確に現れた3次元グラフやベクトルを彷彿させる描写はとても興味深いものであった。(画像なし)

●乗船前、乗船後に行ったワークショップより、22歳女性の事例(pdf)を作成しました。
この事業を通じて変化した心の風景をご覧いただけます。
pdf絵本ケーススタディ(誰の真似でもない自分への決意)(258k)



様子




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アンケート

(回収率:100%/5人中5人回収)

1. 絵本制作の率直な感想をお聞かせください。
1.とてもたのしかった 4 80%
2.たのしかった 1 20%
3.ふつう 0 0%
4.楽しくなかった 0 0%

2. 制作を通じて、自己肯定感(「いいな!じぶん」)は、感じられましたか?
1.とても感じた 2 40%
2.少し感じた 3 60%
3.どちらともいえない 0
0%
4.まったく感じられなかった 0 0%

3. 様々な価値観を受け入れる機会となりましたか?
1.十分なった 5 100%
2.ほぼなった 0 0%
3.どちらともいえない 0
0%
4.ならなかった 0 0%

3. その他、どのようなことでも感じたことを自由にお書きください。

・絵本を描き終わった後の達成感、充実感がすごいです。
 自分をみつめ直すすばらしい機会でした。
 他者のことももっと知れて楽しかったです。どうもありがとうございました。(21歳女性)

・とても楽しかった。
 自分がどう見られているかってことにフォーカスしがちだけど、
 友達が友達自身をどうみているかっていう知らないかったことを知れた。
 あらためてステキな仲間だと思った。(22歳女性)

・自分の欲が出た気がする。
 何となく楽になった。
 このタイミングでやれてよかったです。
 下船したらもう一度やりたい。(20歳女性)

・周りのみんなのイメージを聞く、見る、そんな絶好の機会だと思います。(22歳男性)

・自分の本質、そして本当に望んでいる未来について深く考えることができて、
 とても楽しかったです。
 文字に完全におこすことなく、イメージをそのまま描く事ができたのも良かったと思います。
 描いてみる→考える、というプロセスが斬新でした。
 本当にありがとうございました。(23歳女性)

 

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