自己紹介


誰もがみんな、かけがえのない自分に気づけば、
日本の未来は変わると信じて。


はじめまして。
みらい育ティーチャーの八木知美(やぎさとみ)です。

私は子供の頃から「あまのじゃく」と呼ばれていました。
多数の意見と同じになると、決まって妙な気持ちになる正真正銘のはみだしものでした。
認められることもなく、不安で、自信など微塵も持てません。
ずっと、ずっと、大人になってもずっとそうでした。

大学で教育学部を選び、小学校の先生になりました。
志がないため、ここでも常に不安でした。
それでも、「あの子もこの子も誰もが輝けるはずだ!」 と漠然と思っていました。
ただ、どうすればその輝きを見出せるのか、方法がわかりませんでした。
頑張ってはみたのです。 あれこれ知恵を絞って。
当時流行りのディスコ大会をしたり、クラスで起こったサプライズ事件簿を作ったり、、、

しかし、残念ですがわずか3年でその努力を辞めてしまいました。

さて、次はどうするか?

本当にやりたいことは何なのか、 はじめて自分の心に真剣に問いかけることを強いられました。
夜な夜な、悶々。簡単に答えは見つかりません。
そんな中、子供の頃「変な物語を考えるのが好きだったなあ・・・」という一筋の光を見つけました。
コピーライターを目指すことにしたのです。(笑)
文章がうまいわけでもないし、適正があるわけでもないのに「好きだから!」ただそれだけの理由で決めました。
リクルートという会社で、修行できるようになった喜びは今でも鮮やかな記憶です。
そしてここで出会った人、企業、試練から、オリジナリティの必要性を強く意識しはじめました。

会社設立と子育て

リクルートで制作スタッフとして2年程度修行した後、 「有限会社あおむし」という小さな小さな会社を設立し、 クリエイターとしての人生を始めました。
息子も生まれ、それでなくても大変な仕事の中で、子育ての厳しすぎる現実に直面しました。
とにかく育てる!成長させる!という知恵のないものでしたが、 夢や希望を持った幸せな子になってほしいという願いは 親としての正直な気持ちです。
おかげで(笑)、彼は中学3年になったあたりから、学校へ行くのが辛くなりました。 内申というものさしに不適合だったのです。 ひとつの価値観、ひとつの評価基準からはずれたら、 もう挽回のチャンスのない制度ですから、生きていくのはなかなか厳しいものがありますね。

ただ、絵が大好きな息子は この道で生きて行きたいという強い希望を持っていました。
私はもちろん大賛成です。
好きな道を持っているというその事実だけでOK!! 絶望から希望へと完全に心の方向を変えることができたのですから。
まるで教師を辞めた時の自分を見るようでした。
そして、彼はそのためには勉強が必要であると自覚し、 公立高校は手遅れですが、受験勉強に奮闘しました。
運良く、ベストな学校へ進学でき、なんと皆勤賞も手にしました。

「みらい育」誕生へ。

息子や自分がそうであったように、自分の好きなことに気づいていれば、どんなに学校や社会のルールが窮屈でも頑張っていけます。
人間は、多様で豊かな存在です。 自分の夢が肯定されれば、自然に意欲の泉が沸き出してきます。
「自分、なかなかいいじゃない!!」と思える人生を歩んでいけると思うのです。
もちろん、自己嫌悪に陥ったり、うまくいかない時もあるけれど 自己肯定していれば、必ず立ち直って進んで行けると思うのです。

そんな想いどうしても多くの人たちと分かち合いたくて 「みらい育」という新しい教育方法を考えました。
自分をじっとみることでしか、自分の好きなことはわかりません。 だから、自分をじっとみることができる方法をプログラムにしました。

未来の道が見えると自分が楽しくなる。

みらい育は、未来への原動力を育む手法です。

次のような効果を期待できます。

(1)自己肯定感
自分の内面をじっとみて、 自分は絶対に駄目じゃない、こんなに素晴らしいんだという かけがえのない自分の存在意義を見出せます。

(2)当事者意識
心ときめく未来のビジョンに気づき、 そのために今何をすればいいか、何をしたいか、 やりたくてうずうずしてしまう主体的な日々が始まります。

(3)多様性の受容
他者の内面も共有できるため、多様性を認識・受容し、 相互理解と尊重の気持ちが生まれます。

上記の効果は、子どもだけではなく、 年をとった自分でさえ、やっと今頃気づいたように 何歳からでも自分の未来の風景を輝かせることができるのです。
80歳になっても100歳になっても「みらい育」は 生きる原動力を作ってくれます。

これまでワークショップを開催してきましたが 数々の感動の言葉をいただいてきました。
「おもしろかった人?」という質問に 一人だけ手を挙げなかった子が 「すごく!がついてないから挙げられない!」と答えてくれたことはみらい育への強い思いを加速膨張させてくれました。

誰もがみんな、愉快な毎日を過ごせる様に。

一人ひとりの未来への原動力が 日本はもちろん、世界中に広がるとどんなに素晴らしいか。 そんな思いで胸がいっぱいです。
もし、この思いにご賛同いただける方はぜひ、ご連絡ください。
みらい育を通じて、一人でも多くの人の心の中に希望の光を灯していけたら、 こんなに幸せなことはありません。

八木知美プロフィール

広島大学 学校教育学部卒業。3年間公立小学校の教員を経験後、(株)リクルートの広告制作部門にてコピーライティングやデザインの仕事に着手。1990年、広告制作会社 株式会社あおむしを設立。 2014年から教育者のキャリアとデザインのスキルを融合させた教育事業「みらい育」をスタートさせる。現在、全国に広がるみらい育ティーチャーズの代表として、ワークショップの開催とティーチャー育成を行っている。著書に絵本「ゴックンゴクリコ」太田出版、絵本「じっとみて。」「じっとみて。②」kindle本「MOMOTARO 大人準備ノート」など。


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keynote(みらい育紹介)